今や音楽を聞くツールとしてスマートフォンが定着してきている。90~00年代にかけて音楽プレーヤーの変遷は目まぐるしいと言える。それまでのレコードやカセットテープに代わりCDやMD等のデジタルメディア、MP3プレーヤーが台頭してきたのもこの時代である。昨今はAmazon MusicやSpotify、Apple Musicといったサブスクリプションサービスが浸透したこともありスマートフォンで音楽を聞くユーザーが増えてきている。サービス開始当初は配信曲数が数百万が相場であったが年を追うごとに数千万曲と増えてきた。それに比例する形でユーザーも急増している。もはや日本国民のスマートフォンには何らかの音楽プレーヤーが入っている現状だ。とはいえ携帯音楽プレーヤーが廃れた訳ではない。この時代だからこそ音質にこだわるユーザーにとってはハイレゾ対応の携帯音楽プレーヤーを選ぶ人も多い。こういった音楽プレーヤーでもサブスクリプションサービスを使える製品が増えており、メーカーの奮闘ぶりも見逃せない。ここ10年ほどで爆発にユーザーを増やしているスマートフォンで誰もが音楽に触れあえる時代にこれからのサービスの充実ぶりを期待したい。
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