室内写真の重要性と必要性
売りたい自宅を購入してもらうためには、購入希望者や不動産会社にとってその自宅は「物件」として認識されることが多いです。
しかし、購入希望者が実際に自宅に興味を持ち、内覧や購入を検討するためには、その物件に関する「意識」を変えさせる必要があります。
以前(約20年前)は、不動産を探すためには土曜日の新聞に入る折込チラシやポストに届く「物件速報」と書かれたチラシを見て、不動産会社に電話で問い合わせることが一般的でした。
しかし現在は、スマートフォンやパソコンを使って、ポータルサイト(例:スーモ)で条件を入力し、画像付きの物件情報を閲覧することができます。
問い合わせ方法も以前は不動産会社に電話をする必要がありましたが、現在はメールで資料請求や内覧の希望を送るだけで、不動産会社が対応してくれます。
便利になりました。
一般的に、購入希望者は物件について調べる前に、物件への問い合わせをする場合が多いですが、その中でも写真は非常に重要な要素となっています。
特にインターネット上で室内写真を見ることができるようになり、室内写真を見た上で内覧を希望する方が非常に多くなりました。
室内写真がない場合には、物件の詳細すらわからない場合もあります。
また、外観写真のみが掲載されている場合は、「なぜ室内写真がないのか?」「室内が見られない状態なのか?室内が汚いのか?」「壊れた部分があるのか?」など、さまざまな懸念が生じ、結果的に内覧には至らないこともあります。
そのため、室内写真は必ず掲載する必要があります。
もし空室であれば、気兼ねなく撮影することができますが、住んでいる場合はプライバシーに配慮しながら撮影することとなります。
避けることができない場合は、写真にボカシを入れることもありますが、それだけ見た目が良くありませんし、ボカシの範囲が広いほど、見られないまたは汚く感じられてしまう可能性があります。
参考ページ:名古屋市不動産売却|早期売却は不動産業者も行っている方法
内覧時の注意事項
内覧予約のお知らせがありました!おめでとうございます!内覧の時には、購入希望者の方の気持ちを減退させないように注意が必要です。
空室や空家であれば、不動産会社におまかせいただければ問題ありませんが、電気の通電は必須です。
そのため、電気代の負担は売主様にお願いいたします。
また、居住中の場合は、整理整頓や簡単な掃除をお願いいたします。
内覧の際には、全ての照明器具の点灯をお願いいたします。
トイレ、浴室、洗面所、洗面化粧台など、通常は点けっぱなしにしないところもすべて点灯してください。
もしペットがいる場合は、事前にご連絡ください。
購入希望者の方によっては、アレルギーがあるため内覧自体が問題となることもあります。
また、内覧中はペットをどなたかが外に連れて行ってください。
スリッパは不動産会社が用意いたしますので、準備は不要です。
購入希望者の方は、すべての室内を見たいとの希望がありますので、一言声をかけさせていただきますが、クローゼットや押入れの中も拝見させていただきたいです。
奥行きや広さを確認したいと考えています。
以上の事項をお願いいたします。
内覧が成功することを祈っています。