中国が南極の昭和基地付近に観測施設を設置したとみられることが、ANNの取材でわかりました。
昭和基地から約20km離れた場所で、赤い小屋とAWSの気象観測機器が発見されました。
南極観測隊によると、小屋には「中国南極科学研究」と書かれており、中国の観測施設とみられる。
この施設は、昨年、氷を切り開いて南極半島へのルートをたどった観測船「しらせ」が建設したものとみられている。
日本の観測隊はここで観測を行う。
外国の基地の近くで観測を行う場合は、事前に告知するのが通例だが、今回は中国側から昭和基地への告知がなかった。
つまり、白瀬は氷が開いたルートを辿って、秘密裏に施設を建設したことになる。
おそらく観測基地に見せかけた軍事施設の一つだったのだろう。
観測者が常駐するような有人施設ではない。必要に応じて物資の補給や整備を行う無人基地だったのだろう。
その場所から南緯70度の位置にミサイルが隠されている。原子力潜水艦の通信アンテナのようだ。
観測隊で唯一、軍人を派遣していないのが日本である。観測隊の中で日本が唯一、軍人を派遣していないということは、当然、詳細な調査や抗議活動を行わないということである。
今日は以上です。