Skip to content

不動産売買の流れについて

  • by

不動産売買の流れについて
不動産を売買する手続きでは、売主・買主・不動産会社の3人が関与し、不動産会社が進行役として活動します。
通常、戸建住宅などの不動産物件の売買では、不動産会社が両者をマッチングさせる役割を果たします。
一方、日用品や食品などの流通では、メーカーや生産者が商品を店舗に供給し、各店舗で販売されるようになっています。
しかし、不動産のような高額な商品は、大量仕入れが難しいため、不動産会社が売主と買主の間に入って契約を進行させるのが一般的です。
不動産売買の取引では、不動産会社が所有する物件は少なく、つまり、売買物件の大部分は個人所有のものであることが一般的です。
したがって、不動産の売買は、不動産会社が所有する物件ではなく、個人売主が所有する物件を取引する形態になります。
不動産売買の流れ
不動産の売買には、物件を購入する場合と売却する場合の2つの流れがあります。
以下では、不動産を購入する場合の流れと売却する場合の流れについて詳しく説明します。
不動産購入の流れ
不動産を購入する際には、次の3つのステップに分かれて進めます。
1. 物件の検索と選定: まずは、自分の要件に合う不動産物件を検索し、いくつかの候補から選びます。
不動産会社による自社保有物件情報の提供や、インターネットの不動産ポータルサイトを利用することが一般的です。
また、実際に現地を訪れて物件の状態や周辺環境を確認することも重要です。
2. 契約と手続き: 物件を決定したら、不動産会社と契約を結びます。
契約内容には、物件の価格や売買条件、支払い方法などが含まれます。
さらに、不動産会社が買主のために融資やローンの手続きをサポートする場合もあります。
3. 所有権の移転と引き渡し: 最後に、契約の条件を履行し、売買契約書に基づいて所有権の移転と物件の引き渡しを行います。
この際には、不動産会社が登記手続きを行い、買主が物件を引き受けることになります。
参考ページ:中古住宅 購入 流れ 期間不動産を購入する時の流れを詳しく解説!
不動産売却の流れ
不動産を売却する際には、以下の手順を踏んで進めます。
1. 不動産の査定: まずは、不動産会社に不動産の査定を依頼します。
地域の相場や物件の状態、周辺環境などを考慮し、適切な価格を判断します。
2. 売却条件の決定: 査定結果をもとに、売却条件を決定します。
売却価格や引渡し時期、非負担費用の取り扱いなどが含まれます。
3. 売却の実施: 売却条件が決まったら、広告や不動産ポータルサイトなどを活用して、物件を市場に出します。
不動産会社が買手との交渉を行い、売却価格を決定します。
4. 売却契約の締結と手続き: 買手が決まった後、不動産会社と売主は売却契約を締結します。
この契約には、売却価格や引渡し日などが明記されます。
また、登記手続きや税金の清算などの手続きも行われます。
5. 引き渡しと精算: 最終的に、不動産の所有権を買主に移転し、引渡しを行います。
同時に、売却代金や手数料などの精算も行われます。